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「 症状が見えないから病気ではない 」と、喘息の苦しさを知らない人に言われるのが一番キツイこと



私は喘息( 気管支喘息 )という持病があり、気圧の変動や何らかの刺激があると、発作が始まってしまいます。 大きな症状が目に見えないから、「 病気ではない! 」と、コロナ以降は見知らぬ人から何度言われたことでしょう。 症状がなくても、危ない時もある。

 

見えない状況であっても、器官の炎症や気道過敏性が隠れているのですから。 症状としては、咳や痰・息苦しさや喘鳴、あと喉の痛みや違和感などという様々な症状を伴うのです。 喘息の主な原因は、アレルギー性の炎症であるということ。

 

炎症により気管支が狭くなって、外的な刺激が加わることで更に気管支が狭くなってしまう。 それが引き金となり、喘鳴や咳・呼吸困難などの症状が出現します。 最近は気圧の変動がひどいので、息苦しさから発作が出ることも度々あります。

 

喘息の症状が出現すると、時には呼吸困難になりそうになったり。 そんな様子を見た知らない方からは、「 うつるから来ないで!」と言われたことだって何度もあります。 喘息の病態においては、症状があるかないかは、見た目じゃないのですね。

 

仮に症状がなくても喘息が治ったわけではなく、その背景にある炎症や過敏性のコントロールは必要なんです。 日々の吸入薬が不十分であると炎症や狭窄を繰り返し、その状態が長引くと気道の壁が、厚く・硬くなったりして、呼吸器にも影響がでたりします。

 

未だに「 コロナウイルスは、ただの風邪・インフルエンザと同じ!」 と言っているけれど、実際には後遺症に苦しんでいる人が多いそうで、実際にコロナに罹った方のSNSを見ると、意外と「 後遺症の方がしんどい 」と言っている方が多いみたいですね。

 

まだまだ続くコロナや他の感染症の広がりを見ていると、マスクが必要だと痛感します。 マスク不要警察の方から嫌みを言われても、自分の命は自分で守らないと! 見た目や症状が見えないからと言って、「 辛いふりをしている 」と思わないで頂けたら…


私の家族も( 最近痩せたけれども )ぱっとした見た目では全く分からないけれど、実は指定難病を抱えていたりするのです。 席を譲る・譲らない論争でも「 見た目は普通だから、仮病では? 」と言っている方をSNSで見るたびに、悲しくなってしまいます。



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