もし悪口を言うことになっても、作法があるんですよ!
- 友理香 植野
- 4月2日
- 読了時間: 2分

愚痴ばかりいう同僚や部下を怒鳴りつけてばかりの上司がいると、オフィスの雰囲気が悪くなるし、これらの他人のストレスも感染するそうです。 このことを「 セカンドハンド・ストレス( 周囲から受けるストレス ) 」と言う( 私は知りませんでした )のだとか。
確かに「 人の不幸は蜜の味 」という言葉があるけど、妬みなどに関連する他人の不幸は、脳内でドーパミンの分泌を促すのだそうです。 本来は「 やる気 」を生み出してくれるドーパミンという物質ですが、これが過度に放出されると逆効果になっちゃう。
ドーパミンは別の言い方では、快楽物質や脳内麻薬とも呼ばれています。 過度に放出されてしまうと、脳内で中毒を起こしてしまうということ。 ぶっちゃけ言うと「 他人の不幸と悪口は蜜の味 = 麻薬 」だし、脳科学の面からみても言わないほうがいいのです。
悪口を言うにしても、言うことで怒りを昇華( 消化 )できる仲間選びが重要だと経験から思うこと。 悪口というのは強い毒だから、負のエネルギーに心も精神面も支配される。 だからグチる「 仲間 」を真剣に選ばないといけないということなのですね。
つまり話す相手は選ばないといけないということで、カウンセラー等の専門家の方に行った方がいいと思うのです。 また相談できる人が心も精神面でも、また人としても器が大きい人( グチを吐き出すのだから、相手もメンタルが強くないと )でないとね
1)悪口は毒だから、グダグダと悪口を言い続けない 2)悪口を言う相手や物事に対して、心の整理が出来たり・感情の整理が出来て、前向きになれること 3)吐き出してスッキリしたら、悪口に引きずられないこと…だけど、難しいことなんですよ。
また感情によってもたらされる「 空気感( 場の雰囲気 ) 」が感染することは脳科学によって認められており、脳科学の専門用語では「 情動感染 」と呼ばれているそう。 共感を起こす脳内の「 ミラーニューロン 」によるものであるそうです。
ミラーニューロンによる情動感染は、喜怒哀楽すべての感情によって起こるとのこと。 トロント大学生命倫理学教授 ケリー・ボウマンによれば、ネガティブな感情が最も感染しやすいそうで、確かにネガティブなエネルギーほど強いものはありませんから。
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