宮廷の茗薇
©天津唐人影視股份有限公司/Chinese Entertainment Tianjin Ltd. All Rights Reserved.
策士策に溺れる 〇策略のうまい人間は自分の策略に頼りすぎて、かえって失敗する。 〇様々な細工や仕掛けを巡らしすぎると、反対に失敗してしまうという諺
海外ドラマを見ることは、私の唯一の趣味と言ってもいいくらい。 主にアメリカやイギリスのドラマが好きですが、最近気になるのは中国のドラマです。 中国のドラマは【 人間関係の縮図 】を描いていて、見に包まされることが多いですね。
少し前に流行ったのが、#紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃 や #紫禁城に散る宿命の王妃のドラマ。 この二つのドラマは舞台も題材も同じだけど、お互いの作中で敵対する妃が主人公になるなど、登場人物の描かれ方が大きく異なっていたりしてます。
あと少し前にネットでハマって見ていたのが【 宮廷の茗薇 】です。 これは#紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃 や #紫禁城に散る宿命の王妃ほど、足の引っ張り合いは痛いほどではないけど、主人公たちの一言一言が、奥深いなぁと感じるドラマでした。
この「 策士策に溺れる 」という言葉は、宮廷の茗薇というドラマで、十四皇子が十四福晋である茗薇のお姉さんである茗蕙へ言った言葉なのです。 夫である十四皇子を何とか陛下にさせたいと、あの手この手で後宮をかき回し続けていた…
十四皇子の父である康熙帝からも、今までの悪事が全てバレていたという事実。 ずーっと前から目を付けられていて、罪が多すぎるからと毒薬が用意されたけど、話し合いの途中で康熙帝が発作の為に亡くなり、それすらも利用する人なのです。
許しを乞うている途中で陛下が亡くなったのが真実だと、正直に皆の前で話したけれども今までの悪行がありすぎて… 夫である十四皇子すらからも信じてもらえず。 新たな皇帝からは自業自得だとして、死罪を言い渡されてしまう…
結局のところ自分の策に自分が掛かってしまった…のです。 ( 本当は茗薇のことを思い続けている )十四皇子は、過去に裏切ってしまった茗薇を守るために、あえて婚姻をして姉である茗蕙の暴走を止めていたんだろうと推測されます。
“ 自分が人生に起きるすべては、今までの自分がどんな行いをしてきたかの結果である ” とね。 全てが因果に応じた現象がついてきただけで、自業自得:自分の行い(業)の結果を自分が受けなければならないと、学んだドラマでした。
Comentários