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執筆者の写真友理香 植野

“ 悪口はあなたの脳の働きをダメ ” にするので、だからこそ言う相手・場所・タイミングが重要です!


い~や~な感情に、どっぷりと浸かっている( 気持ちが続く )と、そのい~や~な感情が潜在意識( 無意識 )へと強く影響を与えます。 悪口はというのは強い毒だから、この毒に心も精神面も支配されてしまうのです。 どうして毒であるか…の理由は(↓)です。


“ 人の不幸は蜜の味 ” という言葉があるけど、妬みなどに関連する他人の不幸は、脳内でドーパミンの分泌を促すのだそうです。 本来は「 やる気 」を生み出してくれるドーパミンという物質ですが、これが過度に放出されると逆効果になっちゃうのです。

ドーパミンは別の言い方では、快楽物質や脳内麻薬とも呼ばれており、過度に放出されると脳内で中毒を起こしてしまう。 ぶっちゃけ言うと「 他人の不幸と悪口は蜜の味 = 麻薬 」だし、脳科学の面からみても、上手に吐き出すことが大切なんですよね。


誰もいないところで「 あいつがムカつく! 」 と大声で叫んでみるとか、声に出していうことは本当に大切なこと。 グチる「 仲間 」を真剣に選ばないといけなくて、悪口を言うにしても、言うことで怒りを昇華( 消化 )できる仲間選びが重要となるのです。 

話す相手を選ぶ…ということは、例えばカウンセラー等の専門家に頼るということ。 悪口を言いたいから…と、友人などに頼ってはダメ。 人としても器が大きい人( 相手もメンタルが強くないとダメです )でないと、共倒れになってしまいますから。


もし友人などで聞いてくれる人がいたら、1)悪口は毒だから、グダグダと悪口を言い続けない 2)悪口を言う相手や物事に対して、心の整理が出来たり・感情の整理が出来て、前向きになれること 3)吐き出してスッキリしたら、悪口に引きずられないこと。

また感情によってもたらされる「 空気感( 場の雰囲気 ) 」が感染することは、脳科学によって認められているそう。 このことを脳科学の専門用語では「 情動感染 」と呼ばれているそう。 共感を起こす脳内の「ミラーニューロン」によるものであるそうです。

ミラーニューロンによる情動感染は、喜怒哀楽すべての感情によって起こるとのこと。 トロント大学生命倫理学教授 ケリー・ボウマンによれば、ネガティブな感情が最も感染しやすいそうで、確かに悪口というネガティブなエネルギーほど強いものはないしね。


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