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改めて中国ドラマ「 明蘭~才媛の春~ ( 原題:知否知否応是緑肥紅痩 」を見て思ったこと

これまで色々な中国ドラマを見てきましたが、改めて「 明蘭~才媛の春~ 」について。 このドラマは宋代に生きた上流階級のお話で、關心則亂という方の小説がベースになっているそうで、北宋の歴史を背景にした、架空の人物による虚構の物語だそうです。


明蘭は実母が側女なので庶子として虐げられ、度々危機に陥ります。 その危機にいつも現れ助けてくれたのが、格式高い侯爵家の次男坊の顧廷燁だった…というのがベースです。 幼い内から理不尽な目に遭ってきた明蘭が、顧廷燁と一緒に様々な困難を乗り越えます。


ドラマのトーン自体は緩やかなので、最初のうちは面白さが伝わらないかも。 でも初回から丁寧に張り巡らされた伏線が、1つずつ回収されていくので、「 これがここでつながっているのね! 」と思わず唸ってしまうほどの脚本の丁寧な描かれかたでしたね。


ワイヤーアクションはないし、魔法まがいの力を持っている悪役が出てきません。 映像の派手さは他の中国ドラマに負けますが、細部まで丁寧に、そして、精巧に作られているので、安心してみることができるドラマで、気づけばすっかりハマってしまいました。


自分の家の位の上下や家の格式の上下、職業による身分の上下、または家庭内での身分( 親と子、正妻と側妻、嫡子と庶子 )の上下などの古臭い価値観が強調されていて、宮廷ドラマを見慣れている私でも、そこの部分はキツかった…というのが正直なところ。

 

海外ドラマ( 中国や韓国、あと欧米など )を見て思うけど、「 相手を蹴落とそうとしたり・陥れよう 」 と画策する人たちというのは、巡り巡って自分の放った矢( 落とし穴 )で自分が死んでしまうようなことになっていて、古今東西で解釈は同じなんですね汗


つまり “ 自分の人生に起きるすべては、これまで自分がどんな行い( 良くても悪くても )をしてきたかの結果である ” とね。 全てが因果に応じた現象がついてきただけで、自業自得:自分の行い(業)の結果を自分が受けなければならないということです。


ですから感情の赴くままに周囲の人たちへ八つ当たり・暴言の吐きまくって、怒りをぶつけるのであれば、巡り巡って自分自身に戻ってきます! あなた自身が蒔いた因果の種は、あなた自身が刈り取らなくてはならないというルールを頭に入れておいて!



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