#紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃 主人公・瓔珞のモデルとなったのは、最盛期の清朝を治めた乾隆帝の時代(在位1735~1795年)、数多い妃嬪の中で最も寵愛されたと言われる実在の女性で、のちの孝儀純(こうぎじゅん)皇后となる人物。 #紫禁城に散る宿命の王妃 清朝の最盛期を築いた第六代皇帝・乾隆帝の時代に、皇帝から愛され皇后となった実在の嫻妃となる如懿がいた。 皇帝の寵愛争いが繰り広げられる後宮の中で、彼女は他の女性とは一線を画し、自ら人生を切り開いていく。
上記の2作品は舞台も題材も同じだけど、「 如懿伝 」の主人公で嫻妃:如懿は、乾隆帝への愛を胸に強く生き抜いていくタイプ。 「 瓔珞〈エイラク〉」の嫻妃:如懿の描かれ方は、復讐を胸に自分の手を汚さず相手を成敗してく。
「 瓔珞〈エイラク〉」の主人公・瓔珞は、瓔珞では亡き姉の復讐を胸にその大胆不敵な行動力で運命を切り開いていく不屈のヒロインとして演じられている。 でも「 如懿伝 」での描かれ方は、野心をもって皇帝に近づいていく描かれ方。
如懿伝という作品は歴史に基づく乾隆帝の繼皇后の伝記をベースに、フィクションで脚色された“ 清宮オンナの人生ドラマ ” なのです。 ただメインとなる軸には、如懿と弘曆の愛憎劇( だなぁと )で、如懿と弘曆は幼馴染みという設定。
歴史的な側面でいうと、実は衛嬿婉( 魏佳氏:別のドラマの主人公である瓔珞 )が、次期皇帝の生母となるんだけれどもね。 そこを想像を膨らまして、脚本に落とし込んだか…という面で見ると、「 如懿伝 」に軍配が上がると思います。
あと主演女優である周迅(ジョウ・シュン)の演技が素晴らしく、ぐいぐいと引き込まれていく。 実は彼女の声はかなり低音で、10代を演じている時には違和感を感じてました。 なお中国では標準語が話せないと、声優が使われちゃうそう。
改めて如懿伝を見直してみると、瓔珞のような乾隆帝とのラヴストーリーが根底にあるのではない。 主人公の背景から言うと、如懿は敗者側になる。 複雑な内容だからこそ、シッカリと演技ができる人でないと、このドラマは成り立たない!
ちなみに乾隆帝を演じているのが、台湾の男優さんの霍建華(ウォレス・フォ)です。 瓔珞の時の乾隆帝とは違って、傲慢な性格と色ボケなお方で、最後の最後まで好きになれなかったwww 他のドラマでは全く違う演技しているんだけども。
あと台湾出身の張鈞甯さんも良かったな。 このドラマで別の中国ドラマを見ると、「 あの人だ! 」と分かるようになったりして。 『 如懿伝 』の描かれ方の良さは、主人公だけでなくて影にもしっかり目を向ける点でおススメですよ。
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