キャロリン・ベセットのシンプルな服やバッグなどの選び方に憧れました!
以前に「 おばあちゃんになっても愛せる一生ものは、女性の場合にはジュエリーだと思う 」と言いましたが、「 メゾンブランドのバッグは一生もののはずでは? 」という質問を頂いたので、私なりの解釈を加えてみたいと思います。 あくまでも個人的な意見です…
CHANEL・HERMES・ヴィトンやカルティエ等のブランドは、20年前くらいだったら背伸びすれば買える値段だったんですよね。 母親の年代だと海外旅行に行ったら、在庫があれば普通に購入できたそうですよ。 その時代を知っていると、今はどうなのと思うこと。
世界経済の面から見ると、右肩上がりの物価の上昇は問題ないのですが、日本の賃金がもう何十年も横ばいで、他国と比べても異常な状況であるのは確かなこと。 上記のようなメゾンブランドが実際に3倍くらいのお値段になり、賃金は2倍になってないから狂ってる…
オークションのイベントに参加する時があるけれど、実際に手にしてみて20年前のバッグの素材と直近のバッグの素材が同じでも、厚みが薄くなっているような気がします。 実際に20年前と今のを比べると、革の素材が薄くなっているように私には感じます。
その分岐点として2000年代に入ったあたり…と言う方がいて、製品の製造工程に関してはかなりコストダウン&簡略化が進んでいるとのこと。 昔の「 見えない部分まで最高級素材を使う 」という意味での贅沢品としての価値が低くなったとも言い換えられるかも…
特に私は触覚( 手の感覚 )が強いので、レザーの質を手にした時に感じます。 もしメゾンブランドで購入するならば、20年以上前のアンティークを狙うといいかも… シャネルならばマトラッセの黒で、エルメスならばバーキン30㎝の黒一択( 投資としてね )かな。
ただ日本という国の気候は高温多湿( 日本の湿気と高温は、レザー製のバッグにダメージが大きい )なので、バッグを保管する環境とお手入れは、かなり手間がかかるのが現実です。 よっぽとバッグのお手入れが好きでないと、お手入れはメンドクサイことなのです。
メゾンブランドのバッグは、レザーが基本だから「 行きはワクワク、帰りは疲れて重い 」と感じるようにお年頃です… バッグのモデルとなったジェーン・バーキンさんご本人もバーキンを「 重すぎる! 」と言っていたそうで、いつ買うのかも重要なポイントですね。
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