誰にでも「 どうしても許せない 」と思う人が何人かいるハズで、私だって許せない人( 名前を出さないけれど )はいます。 「 許せない 」という感情を無理やり抑える必要はないし、そんな相手のことを許す必要はナシ! 傷つけられたのは、あなた自身ですから。
学校ではイジメた人を「 許しなさい 」 と言うけれど、相手が謝ったから許されることではないのです。 暴力やイジメ( 言葉によるものでも… )をしてきた相手を、許さなくてもいいのです。 それに無理に忘れようと、なかったことにしなくてもいいのです。
でもね突然ですが、彼らに対するイヤな感情の呪縛が解ける日が来るんです。 時間薬という言葉がありますが、時間は本当に薬なのです。 今すぐには許せなくても、自分を許せないとは思わなくていいのです。 「 傷ついたことは事実で変えようがないのだから 」
自分を傷つけた人( たち )を何年または何十年経っても許すことができなくて、普段の生活では気にしていないのに、何かの出来事がきっかけとなって、ふと思い出すこともあるでしょう。 許せない自分が悪いのではなくて、イジメをしかけてきた相手が悪いのです。
平気で暴力を振ったり、人の事を陥れたり・利用をしたり、また悪意ある刷り込みをする相手に、私は尊敬や敬意を感じることはありません。 そんなことをされたら、心と身体に深く傷を負っているはず。 だからこそ心と身体をケアすることの方が先決なんですよ。
だけど一番の復讐というのは、「 気にならない 」 「 無関心 」 という感情の境地になることなんですよね。 今の私は許せないと思う彼らに対して「 大嫌い! 」 の感情は一切ないし、彼らの名前を聞いても、興味ないし・何とも思わないけど、顔見たらムカつくかも笑
子供の頃の私は暴力を振るってきた同級生たち( メンズね )に対して 「 心も気持ちもボロボロにしたのだから、私の思い通りの形で落とし前がつかないと許せない💣 」 と思っていました。 イジメで暴力を受けたのに、担任の先生たちも何もしてくれなかったし。
欧米の心理療法を複数学んできましたが、必ず「 許しなさい 」と出てきます。 クリスチャンの教えは、「 Forgiveness:許す 」ことだからです。 でも「 傷ついたことは事実なのだから、許せないという感情は自分だけでも認めてあげよう 」という考えです。
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