「 親だから何を言ってもいい!」と子供が( 親が )暴言を吐いていいわけじゃないのよね
- 友理香 植野
- 3月24日
- 読了時間: 2分

親だって一人の人間です。 自分( 親 )の身に起きたトラブルに、心が揺れる時もあるし、心が疲弊することもあります。 そもそも親の持つ性格も影響ありますし、色々なことが積み重なって心が疲れていたら、過剰に子供の言葉に反応しちゃいますね。
( 以下のお話は知り合いのお話で、許可は得ています )自分の子供から言われた一言が、ずーっと棘となって心に刺さってしまい、ずっとお一人で悩まれていました。 お子様( 今は50代の大人で、幼稚園の頃のお話 )は、全く覚えていないとのことでした。
子供からの何気ない発言が繰り返しあって、心が傷ついているのに、親という「 責任 」や 「 愛情 」 を求められて、苦しんでおられました。 ( 自分の心の傷が癒えていないのに )親として育てていかないといけなくて、毎日の生活が辛かったことでしょうね。
ちょうど昨年の年明けにセッションにお越しになった時、「 心が疲れたので、( 同居をしているお子様とそのご家族 )離れたい 」とご主人には伝えたそうです。 でも当事者のお子様とご家族は、「 なんで出ていかないといけないの? 」ということだったそう。
「 自分( 私 )から離れたい 」 「 もう構わないで! 」等と、私も親から突然言われたら「 何があったの? 」になるでしょうね。 逆の立場になったとしたら、少しは理解してあげられるかもしれない。 だって親も人だから、癒えるまで何もしないほうがいいから。
( 親の立場からすると )誰にでも解釈の違いはあっても、「 相談 」「 報告 」「 確認 」「 依頼 」を明確にして伝えても、コミュニケーションが成り立たない( 病気でない限り )しようとしないならば、いくら自分の子供だとは言っても理解は難しいこと。
最後にお会いした時には、「 もう同居の解消は無理みたいなので、私自身の頭を切り替えてみる 」と仰っていました。 親子で会ったとしても、生まれ持った性質や個性は全く違うので、「 頭を切り替えて次に進む 」ことも、一つの手段であると思います。
というのも人は急には変わらないからこそ、時には環境を変えてみたり、また考え方や見方を変えるのも良い方法ですから。 心の受容範囲を広げていくには、( 少し )妥協点を見つけたり、心のおりを手放していくしかないのですから。 心のメンテナンスも大切です。
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